引きこもってオンラインでのカードゲームしか出来ない人には縁のない話かもしれませんが、カードゲームにはルールとして明文化されていないけれども、やってはいけない事というのが数点あります。当たり前のことがほとんどなのですが、同時に守れて居ない人もほとんどなのが悲しい現実です。
こんなところで私が主張しても広まるかはわからないのですが、改めて認識するという意味で書きまとめてみましょう。
ネタがないだけだろう、とか言わない。・
リシャッフルしてはいけない対戦前、自分がシャッフルした・しないに関わらず、相手に自分のデッキを渡してシャッフルしてもらいます。これは「私は何もデッキに仕込んでいないので、証明するためにシャッフルしてください」という意味を含んでいます。
逆に言うと、相手のシャッフルした自分のデッキを受け取ってから、その並び方を変更してはいけないのです。相手から受け取ってシャッフルするのは、その時点で積み込みなりイカサマをしていると受け取られても文句は言えません。
以前記事にした事がありますが、積み込みからのショットガンシャッフルはランダムになるべく手札が均等になります。これはシャッフルをしていても、立派な積み込みです。この後にシャッフルすれば混ざるのですが、マシンガンシャッフルは容易に巡回できます。同じ枚数を常に均等に掴んでシャッフルすればいいのですから。これはシャッフルしている事になりませんし、「シャッフルしてるからイカサマしていない」と言い張る事は難しいのです。それ故に、最後のシャッフルを相手に委ねる必要があるわけです。
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宣言はきちんとする・
相手の許可を得るこの2つは違うようで似ているのでひとまとめに。当たり前の話なのですが、私の見てきた限りでも出来ていない人は結構居ます。どんな行動をするにしろ、多くのカードゲームで相手には割り込みをする権利があります。割り込みの出来ない行動はさっさと済ませてしまって構いませんが、それ以外に関しては相手が常に割り込む隙間を与えるのが義務です。
また、小声でぼそぼそと宣言する人も時々見かけます。宣言は相手に伝える事が目的なのですから、小声で言っても意味がありません。きちんと伝わるようにしましょう。大声は迷惑なので程ほどに。高笑いは会場から摘み出されて下さいw
あと逆の視点で、イヤホンやヘッドホンをしながらというのは言語道断です。人の聴覚の宿命ですが、自分の声が聞こえない状態できちんと宣言できていると思うほうが間違いです。相手に対する不快感も大きいので、気をつけましょう。難聴の場合などの補聴器などは、その旨を開始前に予め説明する方がいいと思います。面倒ですがお互いの為です。
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筆記用具を用意する当然ですがフリープレイでは関係ありません。が、大会ではスコアシートを記述するのに必須です。場合によっては、ライフカウンターの使用が禁止された場合にも利用するので持っていて損はないでしょう。ライフ管理の必要がある場合は、白紙も持っておいたほうが安全です。どちらにしても、書くためのものは必須。ボールペン等の消せないものが必要です。
多くの人は守っていますが、それでも割と持っていない人も多いです。その場合は対戦相手に借りる事になるのが一般的だと思うのですが、心情的に嫌な負け方をした相手に貸すのを好ましく思わない人も居る事でしょう。
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