リトル・ウィッチ パルフェと言って、物が何かと想像できる人はあまりいないのではないでしょうか。魔法店経営シミュレーションゲームとして、
工画堂スタジオより発売されたもの。後にイロモノ路線として名を知られる(?)
くろねこさんちーむのデビュー作品でもあります。
ちなみに、この
くろねこさんちーむは"パルフェシリーズ"と平行して音ゲーの亜種でもある
エンジェリック・コンサートを製作し、その続編である
エンジェリック・セレナーデのコメディ風リミックスがかの有名な
まじかるトワラー・エンジェルラビィ☆だったりするのはまた別のお話。
さて、このパルフェ。見た目は本当、どこにでもありそうなイロモノ風ギャルゲーだと思われても仕方のない風貌です。が、中身はやはり工画堂で、シミュレーションとしてのバランスは非常に絶妙でした。ていうか気抜いてるとクリア出来ないあたり、難易度はやはり高め設定(もっとも
パワードールシリーズを知っている身としては優しい部類ですが)。
よく巷では某アトリエのパクリだとか言われていますが、
まったくその通りだと思います。あ、だめだ、擁護の言葉が出てこない。いやもう、アイデア的にはどう考えても影響受けてると思うんですよね、良い意味で。その辺はやはりシミュレーション作成に対して絶対的な権威である工画堂のブランドを信じていいと思うのです。
ちなみに私、これ確か昔のマシンでプレイしていた気がします。Pentium(無印)の75MHzでした。フェードアウトに2分掛かるような状態だったのに、最後までやり通した根性は今はもうないだろうな。。。
なお続編の
ハートフルメモリーズ(パルフェ2)のキャラデザインが
羽音たらく氏というのは意外な事実。というかキャラデザ変わってるのにあまり見た目変わってないのが一番すごい事かもしれない。誰のことだか判らない人には、"小説のR.O.D."の挿絵を描いてる人とだけ言っておきましょう(笑)
ちなみに、これのアクセサリ集(?)である"ふぁんBOX"にはクイズのようなものがあるのですが、その中でココット(ヒロインのライバルの妹)が出すクイズが突拍子なさ過ぎてなかなか楽しいです。色んなクイズは数あれど、
鼻歌を聴いて何の歌だか当てるクイズは前代未聞でした。わかんねーよ…w
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